2025年8月8日
お客様各位
株式会社アイアールシー
代表取締役 茂野 光將
平素は格別のお引き立てを頂き、誠に有難うございます。
今回弊社のお客様限定で、開発中の『88AI問い合わせα版』の有料テスターを募集させていただくこととなりました。
現在、弊社88電話代行ホームページ上には『88AI問い合わせα版』を設置しております。
『88AI問い合わせα版』は、弊社オペレーターが実際にお客様からお問い合わせいただいた内容や、ホームページで説明しても、中々深い部分まで拝見いただけずにお客様に届いていない内容、また一般的なお問い合わせの内容を網羅し、オペレーターの負担を軽減するとともに、お問い合わせに対して人が関わらないことにより、お客様の心理的ハードルを低くし、より弊社に接触していただく目的で設置しております。(できましたら是非お試しください)
また『88AI問い合わせα版』は、どの会社のホームページでも設置している、問い合わせフォームを『88AI問い合わせα版』の指定メールアドレスへ内容を飛ばすだけで簡単設置できる設計をしており、且つご指定の送信メールアドレスで返答ができます。弊社では『88AI問い合わせα版』のAIサービスを、年内中に一般のお客様に向けて外販予定としております。
(ホームページの問い合わせフォームではなく、一般のメール問い合わせからも、条件設定次第で可能です)
またAIシステムの肝となるプロンプト(設計図のようなもの)の作成は、お客様より指定フォームにて弊社オペレーターにご指示いただき、ご指示内容に基づいて、弊社AIにてプロンプト骨子から設計するところまで請け負わせていただきます。またプロンプト抽出が難しいと感じられるお客様用に弊社とのお電話での会話からプロンプトの要件を抽出することも検討しております。
AI設定にありがちな、難しい設定やシステムの検証と改修のループをお客様の手を煩わせず、『88AI問い合わせα版』はAIになじみのない方でも簡単に効率よく設置できるよう、ご提供させていただく予定です。
つきましては上記を踏まえ、一般外販に向けて、様々なホームページ環境から『88AI問い合わせα版』をテストしていく環境を作るため、信頼できる88電話代行のお客様限定で、お客様のホームページ上で、お客様のサービスの問い合わせに対応できる『88AI問い合わせα版』の設置をしていただける有料テスターを募集させていただくことといたしました。
一般外販の予定金額は初回設定料金1万円、月額運営費用を5千円から1万円程度(プロンプトの文字数などで料金加算)を想定しておりますが、今回の有料テスターのご料金は、月2,500円(税別)のみでフォーム設置でのAI設定からプロンプト骨子の文字数制限なし設計、AIへのトークン料金(AI使用料金)込みで最低3か月ご利用を頂く条件で募集いたします。
3か月経過後は、ご利用を継続するか終了するかをお客様でお決めいただき、継続利用の場合は、AIへのトークン料金(AI使用料金)以外変更なしで継続使用可能となります。。
AIへのトークン料金(AI使用料金)につきましては、電話の通話料のような支払い形式ですので、『88AI問い合わせα版』のご利用頻度が非常に多い場合、3か月の実績を元にご請求金額を設定させていただきます。ちなみにAIへのトークン料金(AI使用料金)のイメージは、050電話の通話料よりも少し低いくらいですので、それを基準にご料金の目星をつけていただければと存じます。
尚、今回の有料テスターご料金は、御社ホームページにご設置いただいたフォームから『88AI問い合わせα版』がメールのやり取りができる状態になった段階でご請求開始となります。メール稼働後のプロンプト調整などは今回のご料金に含まれております。
また『88AI問い合わせα版』が御社ホームページのフォームとうまく連動できずメールのやりとりが不可能の場合も考えられ、その際にはご請求は発生いたしませんが、サービスの提供も難しくなりますので、あらかじめご了承ください。
また外販決定後は販売代理店様を募っていく予定で、有料テスターであったお客様には『88AI問い合わせα版』ご利用の経験知を生かせますので、ご希望があれば優先的に優先条件にて代理店様としてご契約を結ばせていただく予定です。
弊社としては有料テスターという初めての取り組みであり、どの程度のご応募があるかわかりませんが、万が一ご希望が多い場合は募集を打ち切らせていただく可能性もございます。また設置作業についてはご応募の先着順にて作業にかからせていただきますので、ご応募順が遅い場合は作業開始に遅れが生じることもご承知おきください。
尚、お申込みご希望されるお客様は、申し込まれる前に弊社が運用してわかった内容をまとめた下記『テスターをご検討のお客様へ』を必ずお読みください。AIは万能ではなく、且つ間違えも起こします。どのような考え方で進まなければならないか、またどのような間違えのケースが考えられるか、今までの経験も含めてお伝えしております。AIは最初から万能ではなく、育てていくものという認識をお持ちいただけるお客様が運用に向いていると弊社では思っております。
ご応募は下記フォーム(AIではございません)よりご質問やご応募をお願いいたします。ご応募順にご返答させていただきますので、何卒皆様のご応募お待ちしております。
AI(人工知能)は、コンピュータが人の思考パターンや学習方法を模倣し、大量のデータから判断や提案を行う技術です。近年は文章作成、画像認識、音声解析など、さまざまな業務で活用が進んでいます。しかし便利だからといって万能ではなく、「得意なこと」「苦手なこと」を知り、適切に使いこなすことが重要です。
まずAIの得意な部分を簡単にまとめます。
・大量の情報を瞬時に処理し、パターンや傾向を抽出できる
・24時間365日、疲れずに同じ品質で回答を返せる
・学習データにもとづき、要点を分かりやすく整理し、自動で文章やレポートを生成できる。
これらは人手では何時間、何日もかかる作業を数秒~数分で終わらせ、業務効率を大幅に高めてくれます。
一方、苦手な部分は次の3点です。
・柔軟な対応が不得意
・学習した範囲外の質問や曖昧な表現には弱く、誤った回答を返すことがある。
・人間同士の会話にある「行間を読む」「雰囲気を察する」といった微妙なコミュニケーションはできない
また間違った情報を自信満々に提示するなどもあります。例えば弊社がプロンプト設定していなかったお盆休みや年末年始のお休み(弊社の設定はお盆休みと年末年始休みがありますという設定)の問いに関する答えは、『お盆は8月12日から15日、年末は12月29日から3日まで』という感じで勝手に設定して答えてしまっていたり、3つ質問したけど2つしか答えが返ってこないなど中身とは別に返答範囲の設定も必要なこともわかりました。
また内部の知識ベースに誤りや古い情報があると、あたかも正しいかのように回答してしまったり、存在しない事実を「本当だ」と生成してしまう「幻覚(Hallucination)」現象が見られたりと間違えがあった場合、必ずプロンプト修正を都度していく必要があります。
これらの弱点を補うため、テスト時には以下のポイントを意識して評価してください。
・AIの回答をそのまま放置せず、必ず人間が事実確認や修正を行う(特にスタート期間)
・質問の言い回しを少しずつ変えて、回答の安定性や精度をチェックする
・実際の業務シナリオを想定したケーススタディで、得手/不得手な領域を洗い出す
・学習データやプロンプトのゆらぎを点検し、多角的な視点で評価する(言い回しでこの程度ならOKなどの妥協もその視点の一つ)
次に、問い合わせフォーム業務へのAI導入についてです。単に最初に作ったプロンプトを使うだけではなく、実際のお客様とのやり取りデータで「育てていく」アプローチが鍵となります。具体的には以下のステップを繰り返すことで、飛躍的にサポート品質が向上します。
1.現状のプロンプトセットでトライアル運用を開始
2.実際の問い合わせログを一定期間収集し、回答精度や顧客満足度を評価
3.結果をもとに回答例の良否を人間がレビューし、改善ポイントを抽出
4.レビュー結果を反映してプロンプトを追加修正し、必要に応じてシステム設定も調整
5.効果を計測し、再度フィードバックサイクルを回す
このサイクルを回し続けることで、回答内容の精度が向上し、想定外の問い合わせにも柔軟に対応できます。そしてお客様ごとに最適化されたトークスクリプトが整備され、皆様への引き継ぎもスムーズになり、且つ問い合わせ内容がナレッジベースとして蓄積され、次の商品開発や施策企画にも活用できるといった大きなメリットが得られます。
ただし、データを扱う際にはプライバシー保護やセキュリティ、法令遵守にも十分注意が必要です。個人情報が含まれる場合は絶対にAIに渡さず、どうしても渡さなければならない場合はマスキングや匿名化を行い、学習データ投入前に適切なチェック体制を整えましょう。
最後に、テスターご検討のお客様には、AIの得意・苦手だけでなく、育成プロセスの効果や運用上の課題、ホームページの問い合わせフォーム特有の要件など、多様な観点からフィードバックをいただきたいと思います。皆さんの声を反映しながら、プロンプトや導入フローをブラッシュアップし、より高品質で信頼性の高いカスタマーサポートを一緒に作り上げていきましょう。皆さんの積極的なご参加を心よりお待ちしています。
有料テスターへご応募いただく場合は、88AI問い合わせα利用約款をご確認、ご同意頂いた上ご応募ください。